ほかは消してしまったので、ほんの少ししかありません。
ですが実際はこんな文章もありましたよ、ということで。
14話のNG
『ユーノ?』
彼女の問う声に、すぐ答えたくなって
『ユーノ!?』
彼女の驚く声が、とてもうれしくて
『ユーノ!』
彼女の僕を呼ぶ声に、すぐに返事をしたくて
『ユーノ!!』
彼女の張り上げた声に、少し懐かしさを覚えて
そして何よりも
『ユーノ』
彼女に呼ばれることが……嬉しかった。
NGの理由
前話のフェイトで使ってしまった。まあ、これはこれで悪くないとは思いますが。
17話のNG
ユーノが自分のことを『お母さん』って言ってくれるから。
だから勘違いしそうになる。
──私はユーノの奥さんでいいのかなって。
ユーノはキャロのお父さんだし、私はキャロ達のお母さんでありたいと思ってる。
──だけど私とユーノの間に関係性は……ない。
だからそんなこと思っていいのかって……この感情は傲慢なんじゃないかって……心のどこかで思ってしまう。
NG理由
後半に繋げにくかったからです。
?話のNG
おそらくは17話〜18話の間
「ああ……そういえば」
この前、電話したときに思ったっけ。
「もし、デートできたら……付き合えたらって思ったっけ」
くす、とユーノは笑う。
あくまで仮定の話だけど。
あくまで“もしも”の話だけど。
それでも、もし叶ったのならその時は……。
──ただ純粋に喜ぼうって、思ったんだ。
NG理由
うっかり上の文章に対応するものを書き忘れたから。
おそらく、永遠に使われないことでしょう。
20話のNG
──私だけをみつめて──
自分の気持ちを如実に表していた。
彼には私だけを見つめて欲しい。
ずっと……ずっと……。
私は一生ユーノをみつめるから、ユーノもずっと……私をみつめてほしい。
NG理由。
実はジルコンは、イエロー・ジルコンになると宝石言葉が「産みの悲しみ」に変わってしまいます。
さて、ここからは未公開の文章です。
使うかもしれないし、使わないかもしれない。
話の種ですね。
では、一つ目。
これはなのは好きの方は見ないほうがよろしいです。
もっと時間があると思ってた。
もっともっと、時間は有り余っていると思っていた。
この気持ちが何かを知る時間は、まだまだあると思っていた。
けれど、
「…………無かったんだね」
実際は……こうだ。
気持ちを確かめる時間も無く、彼は自分の親友と付き合っている。
どうして、こうなってしまったのだろう。
どうして、こんなことになってしまったのだろう。
自分自身になのはは問いかける。
「……決まってるよね」
逃げていた。
彼に抱いている感情の名前から……逃げていた。
未だにこの感情の名前は分からない。
理解していない。
彼への気持ちは家族に抱く感情と同じだと思ってる。
けれど、
「ほんのちょっとだけ……」
ほんの少しは彼には家族以外の感情を持っていたからこそ…………どうしてか頬に涙が伝う。
なぜ涙が伝うか分からない。
なぜ大切な家族が親友と付き合っているのに涙が出るのか分からない。
「初恋……だったのかな?」
分からない。
知らない。
理解していない。
何か違うような気がするし、合ってるような気がする。
まだあやふやで、ちゃんとした形の持っていない感情。
まだ『話』に決定されていない理由
珍しくなのはが出てきたと思ったら、この話は痛すぎます。
最後は、今回の議題を軽く文章化したものです。
30分ほどで真面目に書いたわけでもないので、流しながら読んでいただけると幸いです。
軽い山場をなんとなくで書きました。
「僕は………………いや、僕も…………怖いんですよ」
でもそれは、キャロとは別種の怖さ。
「僕は父さんと母さんに捨てられたから……」
もしユーノとフェイトを『父』と、そして『母』と呼んでしまえば、また捨てられるんじゃないかと思ってしまう。
「だから僕は──!」
呼べない。
大好きな人たちだからこそ、エリオは呼べない。
「…………エリオ君」
「怖いんです。親の温かさを知ってるから……だから失ってしまうのが怖いんです」
あの日、伸ばした手を掴んでくれなかった恐怖を未だに覚えている。
うな垂れるだけで、決して自分を取り戻そうとしなかった二人の姿を覚えている。
「……………………『親』なんて知らなければよかった」
温かさを知らなければ、失う怖さも知らなかった。
──そしたらきっと今頃……ユーノさんのことを『父さん』って呼んで、フェイトさんのことを『母さん』と呼べてたんだろうな。
エリオが自分の過去を自虐する一方で、ユーノは全く違うことを思う。
「僕はそう思わない」
「…………え……?」
ユーノの言ったことにエリオが反応する。
「いや、違うな。僕はエリオ君と違って知らないんだ」
ユーノはエリオと違って両親がいない。
「だから君の恐怖を知ってあげることは出来ない」
どれほど怖かったのかを知ることは、ユーノには不可能。
「ただ、想像でしか君の恐怖と共感することが出来ないんだ」
それがユーノは正直な感想だ。
親がいないユーノ・スクライアの偽りなき感想。
でも、それでも思うことはある。
「けれど君は僕と違って『親』と呼べる人がいた。その事実は少なくとも良かったことなんだと思う」
たとえ辛いことがあったとしても、だ。
「父親の暖かさや母親の温もりを知っているのは、決して駄目なことなんかじゃない」
駄目なはずがない。
「君が両親のことを想っていたことは決して間違いなんかじゃない」
間違ったなんて言わせない。
「間違ってるのは、親なのに子供を守らなかったことだよ」
たかだかエリオがクローンという事実を指摘されたぐらいで、エリオを手放した二人に問題がある。
「……ユーノさん」
「エリオ君。僕は君が誰なのかを知ってる。どんな存在なのかも、どんな人生を歩んできたのかも聞いている」
聞いて、知って、見ている。
「でもね。僕は僕が知ってる全てをひっくるめた上で、君にこう言うよ」
ユーノはエリオに微笑む。
「僕は絶対に『エリオ』を裏切らない。世界が敵になるのなら、僕は世界の敵になる。誰かが君をクローンというだけで奪い去ろうとするのなら、何がなんでも守り抜く」
決して諦めることなどしない。
「たとえ奪われたとしても……絶対に取り戻すよ。僕は必ずね」
これは自信を持って言える。
ユーノにとって、これは確信を持ってエリオに伝えられる。
「でも、僕はクローン──」
「甘いよ、エリオ。僕はフェイトと付き合ってる男だよ。そんな些細なものが僕に通用すると思う?」
ユーノが笑いながらエリオの言葉を遮る。
「…………些細……ですか?」
「些細だよ。だって僕が気にすることは一生ないんだから」
気にかけるような事柄じゃない。
「あの……でも……僕は…………」
「別に『父親』と呼べ、なんて言わないよ。『父親』と思え、とも言わない。でもね──」
これだけは、知っておいてほしい。
「僕はエリオを大切に思ってる。キャロと同じように大事にしてる。それは忘れないで」
とてもアバウトに書きました。
もし書くとしたら、大まかな形はこのようになると思います。
では、ここまで読んでくださってありがとうございます。
結城ヒロより。